1965-02-25 第48回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第4号
○西村(関)分科員 親善ムードが高まっておると言われますが、一面において韓国側の野党は一斉に日韓会談早期妥結に反対の気勢を示して、大臣がおいでになったときにもかなり騒然たる状態があらわれたのでございます。そういう状態の中でなぜイニシアルを交換なさるというところまで急がれたか。
○西村(関)分科員 親善ムードが高まっておると言われますが、一面において韓国側の野党は一斉に日韓会談早期妥結に反対の気勢を示して、大臣がおいでになったときにもかなり騒然たる状態があらわれたのでございます。そういう状態の中でなぜイニシアルを交換なさるというところまで急がれたか。
(拍手) 第三の理由は、日韓会談早期妥結の必要性は、もっぱらアメリカ側にあって、椎名外相は、あやつり人形が演ずるサル芝居に似て、その外交に自主性を欠いているということであります。 昨年六月、韓国の学生デモで日韓会談が中断するや、間もなく在日、在韓米国大公使が第七次会談再開のためにきわめて活発に裏工作を行なったことは、諸君御承知のところであります。
アメリカが日韓会談早期妥結のため、いかに立ち入った工作を行なったかは、最近のバンディ国務次官補の行動を見れば明らかであります。このアメリカの工作にこたえるかのように、政府は外務大臣を近くソウルへ派遣しようといたしております。
ただ、最後に、われわれは日韓会談早期妥結をもとより望むものであり、けっこうなことだと思うのでありますが、このことは、決して拙速をとうとぶという意味じゃございません。この点をよくお考えいただきたいということと、将来に禍根を残すことのないように、国民の納得する、漁民の納得する解決に最善の熱意と努力を払われるよう、特に農林大臣にお願いをいたしておきたいと思います。 終わります。
また、私は選挙におきましても、この日韓会談早期妥結を政策として国民に訴え、その同意を得ておると私は考えております。 また、日本の防衛につきましては、第二次防衛計画によってわれわれは進んでおるので、他からとやこう言われる筋合いのものではございません。